終焉

 

あっという間に夏が終わった。まだまだ暑いけれど。

 

夏、夏、夏

特別な感じがするのはなぜ?

あの時置いてきた恋心のせいか

暑さのせいか

狂ったように焦がれるもののせいだ

 

誰かを愛おしいと思うこと

愛おしい気持ちが増えること

自分が自分であると同時に自分じゃないみたいになること

それは強さと見せかけて強さでも弱さでもない、ただの変化であること

わかっているのにわかっていないふりであること

時間は決して戻らないこと

 

夏が終わって秋が来るな

はやくきみに会いたい

 

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そういうふうにできている

 

 

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結婚して4年が経って、妊娠を希望してから3年が経って、その月日は確かに楽しく幸せな時間がほとんどだったけれど、心の奥底で拭えないほどの薄暗い気持ちがずっとあり続けていた。

それでも、3年も経つと「まあ夫婦2人だけの人生もそれはそれで幸せだよなあ」と少しずつではあったけれどポジティブに捉えられるようになってきていた。

そうなってきた、矢先に子供を授かった。とても不思議だった。気持ちも、妊娠する前は「こんなにも子供を授かることを望んでいるのだから、妊娠が発覚したときは喜びと感動で絶対に泣いてしまうだろうなァ」なんて思っていたけれど、実際には驚きの方が大きく暫く1人で部屋中をウロウロしたし、もちろん嬉しいのは当たり前なんだけど、同じくらい不安な気持ちになったり、想像とは違うとても不思議な気持ちになった。それでも、「一生2人で過ごすのもいいな」と思えた相手の子供を授かれたことが何よりも嬉しくて、まだ数ミリしかない胎嚢を見たときにはもう既に愛おしい存在であると確信した。

 

「夫や両親にはサプライズで伝えたい!」なんて思っていたのに、実際には1人で抱え込むには大きすぎる幸せで、仕事から帰ってきた夫にすぐに伝えた。喜んでもらえると分かっていながらも、なぜか不安になったりした。結果はもちろん、「楽しみだね」と喜んで貰えたけど。

 

丁度最近、安定期に入って少しだけ、ほんの少しだけ安心して生活をしている。

「子供を授かること」に3年以上もかかって、それはとても大きな壁だったけど、子供も授かってからも、胎嚢の確認、心拍の確認、成長の過程、切迫流産、切迫早産、流産、難産、、などなど子供が産まれるまでにたくさんの壁があって、産まれたあともスクスクと成長すること、大人になれることが当たり前ではない。こんなことを私はちゃんと知らなかった。1人1人が本当に紛れもなく奇跡だ。泣けてくるほどに。

 

そんなことを思いながら妊娠初期を過ごしていた。お腹の中にいる我が子が尊くて仕方ない。尊さが大きければ大きいほど不安も同じだけ大きくなる。それでも、我が子が頑張ってこの世界に出てくるのをドンと構えて待っていたい。

 

 

「自分で描いた絵本を我が子に読み聞かせる」という夢(他人がいて成立する夢はどうかと思うが)があったので、最近は絵本を描いている。伝えたいことを好きな絵で伝えられたらいいなァと思う。どんな色が好きかな、どんな動物が好きかな、どんな人を好きになるかななんて想像しながら我が子を思い絵本を描いている時間が最高に幸せだ!こんな気持ちにさせてくれて本当にありがとうと思う。はやく会いたいな。

 

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こころ

 

 

人生はわからないものである。人生の計画を立てたところでそう上手くいくものではない。それでも、その都度変化を、葛藤を、楽しみたいとそう思う。人生はそれが醍醐味だから。

 

体重管理をしなきゃいけないのに、3食食べなきゃいけないって無理じゃない??と毎日はてなだらけ。たくさんの不安と恐怖。でも、でもでも、それ以上の幸福がある。悲しくてどうしようもなく苦しいとき、どうやってそれと向き合うか、幸せの感じ方、人の温かさ。私が教えてあげられるのはこれくらいだけど、幸せに生きるには十分な気もする。私が私らしくいること、私の気持ちを常に伝えること、これ以上なことはない。強くある必要はないけどそれくらいは出来ていたいな。

 

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君たちはどう生きるか

 

 

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この間ジブリの新作、「君たちはどう生きるか」を見てきた。映画館で観る映画っていいなァ。なんだかとてもワクワクした。これからはもっと映画館で映画を観たいと思った。

ところで「君たちはどう生きるか」について、考察やネタバレなどを書く気はないのだけれど「これから観に行く」という方はなんとなくこの文章は見ずに映画館へ行って欲しいと思う。人それぞれの感じ方が絶対あって、あなたのそれの、邪魔をしたくないから。

 

 

私はジブリ作品を半分程度しか観たことがない。特に縁がなかったのだ。今回は夫がジブリ映画を好きなため一緒に観に行ったというだけだ。だから特別ジブリが好きなわけではない私が、この作品を観て何を考え何を思ったのかを綴っていく、それだけのことだ。

 

トラウマや自分に起きた苦しいことを乗り越える努力を、私はしてきただろうか。その苦しみから耐えることで精一杯で、受け入れよう・乗り越えようなんて思えたことがないように思う。もちろん私はそれでも良いと思っている。静まるまでジッと待つ、というのが私のスタイルだ。無理になにかしたところで、悲しみや苦しみが抉れて、ずっと残ることを知っているから。(人によって違うけど私はそうなる)

中には、「君たちはどう生きるか」の主人公のように苦しみを受け入れ、乗り越えていくタイプの人もいる。作中は別世界で表現されていて素晴らしく感動した。(私の解釈が合っているかは不明だが間違っていたとしてもそれはそれで良い。)乗り越える時の心の動きが鮮明で、私の心は時折ブルブルと震えた。

 

もっと、自分の心の動きに目を向けたい、耳を傾けたい。そう強く思った。私は確かに、今後もトラウマや苦しいこと、困難なことに対して無理に乗り越えようとしないだろう。それでも静まるまでジッと待つ時の心の動きだってたくさん、色々あるはずだ。そういうものに向き合って生きていきたい。

そんなことを考えられた作品だった。一言で言えば最高である・・・。なんて言ったって、2日連続で観に行ったもの。。

 

 

みんなはどんなこと感じて、どんなことを考えたのだろう。それすらも確実に伝え合えないところがこの世界の面白いところである…。

 

 

 

人生で1番後悔していること

 

1ヶ月以上も放置していたにはまあそれなりの理由があって色々あって本当に人生って色々だなァとつくづく思う。

1ヶ月弱前に引っ越しをした。県を跨ぐ大きな引っ越しだ。大冒険。そして大失敗。さくらももこだったら「トホホ…」と言っているに違いない。何が失敗したかと言うと家選びだ。静かに暮らしたくて、古びた一軒家を借りてみたのだけど、もう最悪すぎる。虫が出るわ出るわ。毎日泣きたい思いをしながら過ごしている。何度か泣いたこともある。心から虫が嫌いになったし夏が早く過ぎ去ってもう2度と来ないでおくれと強く思う。

街はとても気に入っている。この家が!今いるこの家が!大っ嫌いだ!!!!ここにきて、人事で最大の後悔がきた。選択ミス。辛い。まあなんとか生きていこう。次は絶対にマンション(2階以上)がいいな。

 

思うことはたくさんあるけどほとんどが愚痴っぽくなってしまうので新居についてはこのへんにしておこう。

 

最近は体調が優れずしんどい思いをしていたけど、昨日辺りから突然メキメキと元気になったので久しぶりにごはんも作れたし美味しく食べられた。こんな嬉しいことはない。

 

う〜ん考えると最近家でずっと仕事をするか、休む(ボーッとする、寝るなど)かしかしていない。こんなんで人生楽しいのだろうか…と疑問にすら思わない程ボーッとするのが昔から好きだ。生きていると考えなくてはいけないことが多すぎるから、せめて何も考えない時間が欲しい。

 

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大分前になるけど、さくらももこ展に行ってきた。面白い空間のはずなのに感動が止まらなくて涙が出そうになった。私の憧れの人だなァとつくづく思う。面白いは正義だ。もっともっと面白いものに触れてみたい。

 

 

明日は朝イチで病院だから寝る〜もう3時だ!

 

 

 

心が泣いている

 

つかれる。何をしても疲れている。何かを言い返す気力もなくただ言葉をぶつけられても呆然とするだけになってしまう。

 

私は自分から怒らない。怒ったら楽しくなくなるから。わざわざ嫌な雰囲気にする必要性を感じられないから。不満はなるべく気を遣って言うし。

でもこの性格はとても不利だなァとぼんやり思いながら佇んでいた。

 

 

 

きらいきらいきら

 

しにたいなんて気軽に言えない世のなかなので

 

 

しにたいという気持ちがほぼ100%になったときどうしようもなく全てのもの人が敵に思えるし大好きなものも人も思い出もきらい

生きていたくない自分自身がきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいもともと幸せなんてない生まれたこと生きてることがすべて渦の中溺れて死んでいくだけ

 

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